【Java Webアプリ入門】JPA・Hibernateで始めるデータベース連携の基本

1. WebアプリにおけるJavaの魅力とは?
Javaはサーバーサイド開発の王道。銀行や大手企業のシステムから、社内業務アプリまで幅広く利用されています。
特に以下のポイントが評価されています。
・堅牢性と安定性:20年以上の実績あり
・豊富なライブラリ・フレームワーク(Spring, Jakarta EEなど)
・マルチプラットフォーム対応(Write Once, Run Anywhere)
Webアプリを本格的に作りたいなら、Javaは今も信頼できる選択肢です。
2. データベース連携が必要な理由
Webアプリでは、ユーザー情報や商品データ、投稿内容など、状態を保持する必要があるため、必ずと言っていいほどデータベースが登場します。
ですが、SQLを直接コードに書くと、
・保守性が下がる
・セキュリティ(SQLインジェクション)のリスク
・テーブル変更時の影響範囲が大きい
ここで登場するのが、JPA / HibernateといったORMです。
3. ORMとは?|JPAとHibernateの基礎知識
ORM(Object-Relational Mapping)とは、Javaのオブジェクトとデータベースのテーブルを自動的にマッピングしてくれる技術です。
・Javaのクラス ⇔ DBのテーブル
・Javaのフィールド ⇔ DBのカラム
JPA(Java Persistence API)
・Java公式の永続化仕様
・HibernateやEclipseLinkなどがJPAの実装
Hibernate
・JPAの代表的な実装ライブラリ
・独自機能(キャッシュ、クエリ言語など)も多数搭載
Hibernateは「JPAを支えるエンジン」、という位置付けで理解するとスッキリします。
4. JPA / Hibernate の違いと関係性
開発現場では「JPAで書きつつ、必要に応じてHibernateの機能を使う」のが一般的です。
5. 開発環境の準備(Spring Boot + H2)
今回の例では、Java Webアプリの定番である Spring Boot を使い、DBにはインメモリの H2 を用います。
必要なもの:
・JDK 17以上
・IDE(IntelliJ IDEA, VSCode など)
依存関係に追加するもの:
・Spring Web
・Spring Data JPA
・H2 Database
6. エンティティクラスの作成方法
エンティティは、データベースのテーブルに対応するJavaクラスです。
@Entity を付けると、JPAはこのクラスをテーブルとみなします。
7. Repositoryとサービスの設計
Spring Data JPA を使えば、SQLなしでCRUD処理が可能です。
そしてサービス層でビジネスロジックを記述:
8. 実践:簡単なCRUD処理を実装してみよう
・Create: repo.save(entity);
・Read: repo.findById(id);
・Update: エンティティ取得 → 値変更 → save
・Delete: repo.deleteById(id);
こんなに簡単にDB操作ができるの?と思ったあなた、はい、本当に簡単なんです。
9. よくあるエラーとその対処法
JavaでWebアプリを作るなら、JPA / Hibernate を使ったデータベース連携は必須スキルです。SQLを直接書かずに、保守性と安全性の高いコードが書けるのは、チーム開発においても非常に重要です。最初は少し覚えることが多く感じるかもしれませんが、Spring Bootと組み合わせることで、驚くほどシンプルにCRUDアプリが作れるようになります。この記事をきっかけに、ぜひあなたのWebアプリにデータベース連携機能を加えてみてくださいね!
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